”友”とのカンケー

スコ似のマンチカン 暮らし

コロナが来る前、
業種職種を問わない、ストレスを貯めない飲み会というものに、時々参加していました。
利害関係のないもの同士で過ごした時間。
じょんじょんに、慣れた関係というのも良く、
笑って飲んで食べて、楽しかったな。

遠い。
楽しかったけど、襲来に、皆で、手放した世界。元気?

今、関わる世界。

夫と共に捨てに行くごみの日。
燃えるゴミ担当の彼と、プラごみ担当の私で、ステーションへ。
すれ違いのご近所とのささやかな会話。

「今日は休み明けで多いですね」

「いっつも、ふたり、仲いいね」

「彼岸花咲きましたね。ちょうどでしたね」

・・・まだまだ新参者ですが、どこの方かも定かでない方との会話なんですけど、地域に馴染んできたかも感。”ごみ友”

共通の好みだけで関わる世界もあります。

親子ほどではないにせよ、世代の違う私たち。
「見に来る?」
「行く行く、ちょっとだけ」

「おもちゃのねづみをくわえてる姿、ちょっと懐かしいですね」
「うん、今時、いないよね」
「耳、タレないし、ちょっと足も短い・・・。けど、スコティッシュ。」
「いや、足短いし、どーみても、マンチカン」
「返品だ、返品だ」
奥様「返品なんかしないよねぇーっ」むぎゅ。
そんな感じの、”ネコ友”

お客さんだけど、時々本音を交わし合う社長さん。
「いやさ、若い時って短所を直そうとしたよね。無理して努力したり」
「私も最近、止めましたね。あきらめたというわけでなく、これも個性で、大切にしていきましょう。みたいなことにしました」
「そだね。いいよね。それで、いいなっておもうようになったよ」
”ぼや友”

・・・。
「出たよ」
「出ましたね。洗うの楽しみ」
「たくさん集めたねぇ」
「ほら、これ、何か字が書いてある」
”陶器のカケラ友”
畑で見つかる、例の陶器のカケラのあれ。
雨上がりに自分で見つけるのも楽しいけれど、
声をかけていただいて、持ってきていただいた寄贈”陶器のカケラ”もウレシイ!!

寂しがるのも悪くない。
思った以上に充実した”友”がそばに出来ていたりする。