それで見るとどんな風に世界は見えるのだろうって、興味シンシンだった対象、”メガネ”。
針に糸を通すだけで、そんなに?って言うほど、喜んでくれた祖母。
どおして、見えないんだろう、わたしには、こんなに、はっきり見えるのに。思った記憶。
あれから、ん十年。お世話になり始めて3年ほど。100均のそれも合わなくなり、新聞広げてぼやいていると、
夫が、これを。
コンタクトをしている彼は、細かい作業の時用に、開閉式のこれを用意したらしいですが、度数があわなかったらしいです。
もらっておいてですが、『黒ぉ』と気に入らないオーラを返す私。でも次の瞬間、オモムロニかけてみれば、アレ!!、字は眼前に鮮明に現れて、まさに別世界。
気に入り、愛用となりました。
先日も、お風呂場で、『こんなに汚れていたのぉ』なんて言いながら、ゴシゴシしていて、上機嫌。
ただ、そこで、気が付いてしまったんです。
磨いた鏡、ふとみると、そこには、祖父。
一瞬、ワッてなりました。
そう、これ、かけるとわたし、ほぼ、祖父だったんです。
DNAって神秘っていうけれど、せめて、せめて、せめて、祖母似だったなら・・・。
よく言われましたよね『眼鏡に触っちゃいけません』って。
話には、こういう続きがあったのか・・・。いまさら驚く今日この頃です。