和のIT

京都弁

標準語で話すか、京都弁でも大丈夫か、時々迷います。

私は長野県に暮らし、もう三十年を越えましたが、
京都の真ん中生まれなので、柔らかいめの京都弁です。

同じく京都生まれの母と同居しているので、結婚し、子供を産んでも、
家の中でも、この両方の言葉を使いわけ暮らしています。

友人や夫は、私が時折言葉にする京都弁を許してくれますが、
地方で暮らしていると、この京都弁、大きく関西圏として位置づけされ、
そっちの人みたいな扱いにされることも多いです。
きっと都会ではそんなことないんだと思いますが、
地方だと、やっぱり。

同じ長野でも志賀高原とか菅平とかそっちから来て暮らしている方の多いエリアではそんなことも気にされないで暮らされているようですが。

私の仕事は、ITのコンサル系で地方の中小企業さん向けに行う仕事です。
最近は、出ないようになりましたが、
最初のころは、慌てると、
「どないしょう」なんて言ってしてました。
それがお客さんのところでだったりすると、
「どうしよう」と言う言葉と同義語でも、、
えっ大丈夫?みたいな空気に。

資格も取って、堅実に生きてきたと思ってますが、
特にこの業界、標準語圏では、
京都弁は特に浮くのではないかと。
関西圏の方たちに言わせれば、言葉に胸を張れと、叱られそうですが。

よく、大阪や兵庫の人は自分がしっかりしてるから、東京に行っても関西弁をそのまま使うとか聞きます。
京都の女は、すぐ関西を裏切るみたいな風な話も。

柔らかい言葉は、エリアでお話するから、溶け込め、許されるような気がしています。

地方で暮らす京都の方で企業にお勤めかた、いらっしゃったら、どうされているか聞いてみたいです。
そう、職業とかもあるのかもしれません。地元に根付く職業ですし。

 

ほぼ完ぺきに習得できたであろう標準語でお客様とお話しながら、

時折、生まれた場所のまま言葉で、

仕事をしてみたいと、夢見ています。

言ってみたいな、

「いゃぁどないしょう。サポートセンターの方、出てくれはるやろか。」と。

へへへ。

 

 

 

 

パワーポイントで和風アニメーション 桔梗

背守り パワーポイントアニメーション 桔梗

パワーポイントで和風アニメーション 今回、題材に選んだのは、 『背紋飾り』 『背守り』とも言います。 以下参考に再現を試みました。

参考:『日本の裁縫と女礼. 上』 コマ番号30 国立国会デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/848820/1

コマ番号31と32の『お手本』は、見てるだけで、ワクワクします。

難敵は、 サイン、コサイン、タンジェント!! 今回も、計算サイトさんのお世話になりながら、再現していきます。

メイキング
作業1
角度と斜辺から底辺と高さを計算
斜辺=3
角度 θ=32
上記より、以下を求めました。
高さ=1.589
底辺=2.544

作業2
底辺と高さから角度と斜辺を計算
底辺=作業1値=2.544
高さ=サンプルの高さ(6)-作業2値
(1.589)=4.411
角度 θ=60°1′34.44″
斜辺 =5.0920

角を合わせるコツは、計算を妥協しないってことでした。

 

追伸
参考にした、『『日本の裁縫と女礼. 上』 コマ番号30』
読み物としても、興味深いです。先生と女生徒のやりとりで、お話が進みます。

背紋飾り、この回の日は雨だったようですが、

先生は、

足元の悪い日に、集まった生徒のために、玄関に雑巾や傘立てを出し、皆の足元に気を配ります。そして、

『雨の日は、心が落ち着いて、緩々お話しするによろしゅうございます。』と。

題名通り、女性に限定した、当時の教育で、立ち居振る舞いや心がけも、お裁縫教室で教えています。

だけど、雨の日は、ゆるゆるして、楽しみましょうって、今にも通じる、素敵な考え方。

生き方のコツみたいなお話でもあったのかなと、勝手に深読みしました。

ITも使い方を工夫すれば、柔らかいことにも、できる?緩々、妄想。