読んだ本『さようならテレビ』。
”『無駄』な取材をどれだけできるか、その回数で深度は変わる”
同じようなこと、あなたも言ってましたね。
志あれど、売れない本。
志あれど見られないドキュメンタリー。
志あれど、客の来ない店。
手放せない何かを、代替えられずに、斜陽する。
もう会えなくなってしまった誰かと共有した、記憶。
否定も肯定も、しみ込めば、
違うけど、
似ていたことにも気が付く。
気が付けて、良かったなって、思う。
追伸
職や業で人を割るから、閉ざされる。好きとか、根拠はないけど、出来そうなことで、割って、放つ感じ、覚えておきたいって思う。道をポケットに入れて、みな、未来へ未來へ消えて行く。
追伸2
息子の就職、内定の知らせ。このタイミングでと、驚きつつ、妄想好きの私は、これも亡き彼からのメッセージではと、就職の保証人を、彼の戦友にお願いすることにしました。
長く連れて行くことをしなかった編集マンの元へ息子とともに。快く引き受けてくださったこと、感謝です。
息子の就職先は全く分野が違いますが、
帰り際、息子へ『好奇心を持つこと』とメッセージをいただきました。
『本』で渡したこの本も、どうやらモクモク読んでいるようです。
寡黙なので、感想を聞くことに期待は出来そうにありませんが、不思議なタイミングになったこと、私は覚えておきたいと思います。